ナベツネ氏TBS・楽天問題を語る
プロ野球巨人の渡辺恒雄(わたなべ・つねお)球団会長は13日、東京都内で取材に応じ、ともに球団を持つ楽天がTBSの筆頭株主となったことについて「1つの法人が2つの球団を保持することは厳禁されている」と述べ、他球団の株式保有を禁じる野球協約第183条に抵触するとの見解を示した。また、同会長は「それは三木谷君にも言ってあるから、彼はよく知ってるはずだ」と、この問題で楽天の三木谷浩史(みきたに・ひろし)社長と事前に接触したことを示唆。「(11月4日の)オーナー会議の最大の議題。根来コミッショナーが考えているよ」と語った。
巨人の滝鼻卓雄(たきはな・たくお)オーナーも「一般論で言えば抵触する。(三木谷オーナーは)2球団を持つなんて考えてないと思う」と語った。
フジサンケイグループがヤクルトと横浜の球団株を所有する問題に触れ「1つの企業グループが、仮に2つの球団を実効支配しないにしても、両方の株式を持つのは野球協約に抵触すると僕は思う。どっちか手放すべき。プロスポーツの在り方として間違っている」との考えを述べた。(共同)
(10/14 00:11)
球団会長としてはごく普通の発言ですな。さすがに一球団オーナーに対して露骨な不快感は示さないか。あとは野球協約の解釈しだいということになるのかな?
楽天としては「実効支配していないから、株は持っていてもいいじゃないか」という解釈で乗り切りたいところだろう。オーナー会議で「ダメ」ということになれば、TBS株を放出するか、球団を放出するか、か。後者は株所有以上に「ダメ」ってことになるだろうから、前者か。だったら「放出するのはいいが、TBSさんが買ってよ」という話にもっていきたいところだよな。そんなことオーナーたちもTBSも認めないだろうけどね。
どの辺で話を落とすのか見ものだな。
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