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2006.01.24

量刑は適切だったのか?

最初に産経(共同通信配信)の記事を二つ挙げる。

飲酒の危険運転に懲役20年 求刑通り法定最高刑

宮城県多賀城市でRV車を飲酒運転のうえ仙台育英学園高校の生徒らの列に突っ込み、3人を死亡、15人を負傷させたとして、危険運転致死傷罪に問われた無職、佐藤光被告(27)の判決公判で、仙台地裁の卯木誠裁判長は23日、求刑通り懲役20年を言い渡した。

検察側は「無差別殺人に匹敵する」として、同罪の最高刑を求刑。法務省によると、危険運転致死(致死傷)罪を適用した判決で、昨年1月施行の改正刑法で罰則が強化されて以来、法定最高刑の懲役20年が言い渡されたのは初めて。

公判で検察側は、被告が直前まで信号無視や居眠りを繰り返したとして「走る凶器と化していた」と糾弾。弁護側は「足がふらつくこともなく、泥酔してはいなかった」と反論し、危険運転ではないとして起訴事実の主要部分を否認していた。

論告によると、佐藤被告は昨年5月22日未明、飲酒でハンドル操作が困難な状態で運転。居眠りして赤信号の交差点に進入し、学校行事のウオークラリーで横断中だった生徒らの列に突っ込んで細井恵さん=仙台市、当時(15)=ら3人を死亡させ、15人に重軽傷を負わせた。(共同)

(01/23 13:51)

1歳男児略取殺害で無罪判決 「起訴事実に合理的疑い」

愛知県豊川市で2002年、会社員、村瀬純(むらせ・じゅん)さん(28)の長男、翔(しょう)ちゃん=当時1歳10カ月=を車で連れ去り殺害したとして、殺人と未成年者略取の罪に問われた元運転手、河瀬雅樹(かわせ・まさき)被告(38)の判決公判で、名古屋地裁の伊藤新一郎(いとう・しんいちろう)裁判長は24日、「自白に看過しがたい疑念がある。犯罪の証明がない」として懲役18年の求刑に対し、無罪を言い渡した。河瀬被告は判決後、釈放された。

目撃者や物的証拠がなく、捜査段階の自白の妥当性が争点となった。検察側は控訴を検討する。

判決理由で伊藤裁判長は「自白に犯人しか知り得ない秘密の暴露がなく、動機はあまりに短絡的で不自然」と述べた。

伊藤裁判長は、河瀬被告が愛知県警の任意同行後に犯行を認めた、などとして、捜査の任意性を認め「犯人の可能性は否定できない」とした。

その上で自白内容を詳細に検討。被告の車から翔ちゃんの毛髪など痕跡がなく、海に落とした方法も「背中を押した」から「投げ落とした」と変わったと述べた。

さらに(1)略取現場で翔ちゃんを目撃した人はいるが、河瀬被告がいたと断定できない(2)泣き声が気になるなら、駐車場所を変えれば済む(3)犯行後に略取現場に戻ったのは不自然―とも指摘。

「客観的状況は捜査機関がすでに把握し、犯人でなくとも想像で供述できる。捜査官の誘導を否定できず、証拠関係を前提にする限り、犯罪の証明がない」とした。

河瀬被告は、02年7月28日午前1時10分ごろ、豊川市のゲームセンターの駐車場で、村瀬さんのワゴン車に1人でいた翔ちゃんを開いていた窓から連れ出し、同県御津町の岸壁から海に投げ落として水死させたとして起訴された。

駐車場で寝泊まりしていた被告が不審者として浮上、03年4月、逮捕された。(共同)

(01/24 14:03)

前者は3人を轢き殺し15人に怪我を負わせた危険運転致死容疑で求刑20年、後者は1人を略取・殺害した未成年者略取および殺人容疑で求刑18年。

前者の事件が起こった時に「飲酒運転で人を殺す愚か者」なるエントリーを書いた。「酒飲みに対して大甘の日本人が、他国民を笑えるのか?」という内容。危険運転に関しては、当時と考えは変わっておらず、殺人罪や傷害罪を適用してもいいと思っている。それでも、未成年者を略取した上に殺害した罪よりも重いとは思えない。

前者は「飲酒運転をしたら、人身事故を起こす可能性がぐんと上がる」ということを無視したということ。「運転中に故意に人の群れに車を突っ込んだ」というわけではなく、単に前後不覚に陥っただけ。対する後者は自分の意思をもって略取し殺害した(と警察・検察は判断した)ということでしょ。もちろん人数の大小はあるけど、私は後者の方が許しがたいな。前者の求刑が重いというわけではなく、後者の求刑が軽いと感じる。検察も自信がなかったのかもね。

量刑というのは犯罪の抑止力にもなるから、「こんな犯罪、割に合わないな」と感じさせるくらいがちょうどいいということか。してみると、くだんの危険運転致死事件の方は適当ということになるのではないか。もちろん、遺族感情は別だけど。

飲酒して車を運転、途中で前後不覚に陥って、衝撃で気付いたら人を轢き殺していて、禁固20年。こりゃあ割に合わない。誰も自分の人生20年分を飲酒で無駄にはしたくあるまい。「恨んでいる奴を殺せるなら自分の人生の20年なんて惜しくないぜ」と考える人はある程度いるんだろうが、なんせ轢き殺した人に恨みなんてないんだから… この判決を元に、飲酒運転が減少することを切に望む。

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2006.01.23

堀江氏逮捕

堀江氏の肩を持つわけではないけど、ちょっと気になる記述を見つけた。

ライブドアの堀江社長ら逮捕 証取法違反で東京地検(産経)から抜粋

六本木ヒルズでは、買い物に来た東京都国立市の会社員女性(39)が「企業の買収を繰り返し、苦労しないで簡単に金をもうけてきたので、しっぺ返しが来たのだろう。社会に対する警告のように思える」と分析。

新潟県燕市から夫婦で旅行に来た公務員男性(51)は「プロ野球の球団を持たなくてよかった。堀江さんにはそれなりの知識もあったはずなのに、年配のいさめ役がいなかったのがまずかったのでは」。千葉県の無職男性(66)は「ああいうやり方はだめだ。金を稼ぐには汗水たらさなきゃ」と不快感をあらわにした。

一方、堀江社長の取り調べが行われた東京・霞が関の東京地検周辺には、多数の報道陣が詰め掛け、検察関係の車が出入りするたびに、カメラのフラッシュがたかれ、テレビのスポットライトが浴びせられた。(共同)

(01/23 20:34)

4人の容疑者たちが「楽して金を儲けた」? 「汗水たらしていない」? 自転車操業的に企業買収することが、なぜ「楽して」「汗水たらさず」という発想になるのか? ライブドアの手法は、泳ぐのを止めると死んでしまうマグロと同じで、企業買収をし続けないといけなかった。そんな中で、どの企業を買収しようか、資金が足りるのか、足りなければどこから調達するか、本当にこの企業を買収すれば株価を上げることが出来るのか、などなどを真剣に考えていたはずだ。買収には迅速性が不可欠だから、会議ではなくメールでも決定することがしばしばだったという。サイコロのように、切った張った、丁か半かの世界じゃないんだ。役員の頭脳を働かせてターゲットを決めたに違いあるまい。

今回は別に企業買収自体が悪いと言われたわけではない。株価を操作するようなことをしたから、粉飾決算しているっぽいから逮捕されたわけだ。だから「(風説を流布して)楽に(株価を操作して)儲けた」とか、「(売り上げが芳しくないのなら汗水たらしてリカバーに励むべきなのに、粉飾決算などという安易な方法を採ったから)汗水たらしていない」という批判ならそのとおりだと思うけど、この共同の記事を読む限りは、企業買収によるマネーゲーム自体を批判しているように受け取れる。

マネーゲーム自体は悪じゃない。前にも書いたが、我々が預金している金だって、銀行がマネーゲームをしているからこそ、(今は低利率とはいえ)利息がつくわけだ。ましてや投資ファンドで資金を運用している人は間接的にマネーゲームに参加しているわけだ。

世の中には、普通の人が想像も出来ないような思考作業による仕事を生業にしている人が大勢いるのだ。個人トレーダー規模だったらともかく、十億単位で勝ち続けるためにはそれなりの頭脳と決断力が必要だ。決して楽しているわけでも、汗水たらしていないわけでもない。


<追記>

各局の朝のニュースを見ても、「企業買収自体は問題ではない」というスタンス。当然なんだけど。

自転車操業的に企業買収を続ける中で資金調達に無理が生じ、粉飾決算と株式分割によって株価を吊り上げたというところだと思うが、ライブドアに基幹となる業務があればまた流れは違っていたんだろうな。企業価値を高める手段を株価に全面的に頼ってしまったのが敗因かな。傘下の会社で株価が下がらなかったのがセシールだけってのが顕著だよね。

そういう意味では確かに「もっと努力できただろ?」「汗水流す余地はあっただろ?」と思うけどね。引用記事のインタビューがあまりにも恣意的だったので、エントリーを起こした次第。

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2006.01.20

米国産牛肉

米国産牛肉輸入を全面停止 成田で危険部位混入が発覚(産経)

政府は20日、米国から輸入された牛肉に牛海綿状脳症(BSE)の病原体がたまりやすい特定危険部位の脊柱(せきちゅう)が混入している疑いがあると発表、米国産牛肉の輸入を当面、全面停止することを決めた。

小泉純一郎首相は同日夜、中川昭一農相から米国からの輸入を全面停止するとの報告を受けたことを記者団に明らかにした。小泉首相は「国民の食に対する安全・安心を確保するのは極めて重要。米国にしっかりとした対応を求めると報告があった」と語った。

輸入牛肉の検疫に当たる厚生労働省は同日、米国産牛肉の輸入手続きを保留することを決めた。

農水省動物検疫所成田支所によると、危険部位混入の疑いがあるのは、日本の商社が見本として空輸した牛肉で、目視検査で明らかになった。

米国産牛肉の輸入は、脳などの頭部や脊髄(せきずい)、脊柱、回腸といった特定危険部位の除去や生後20カ月以下の牛への限定を条件に、政府が昨年12月に再開したばかり。

安全確保のための輸入の前提条件がわずか1カ月で大きく揺らいだことになり、「見切り発車」との声もある中で、再開に踏み切った政府の判断が拙速と厳しく批判されるのは必至だ。

米国産牛肉の輸入再開をめぐっては、内閣府の食品安全委員会が科学的な見地から安全性を審査。昨年12月に、同委員会が国産牛肉との「リスク(危険性)の差は非常に小さい」として、輸入再開を容認する内容の答申をまとめ、これを受けて政府が再開を決めた。

しかし消費者団体などからは「輸入再開を前提に議論が進められた」との批判の声が出ていた。共同通信社の昨年12月の世論調査では「米国産牛肉を食べたいとは思わない」と75%が回答するなど、消費者の不安感は強く、輸入再開に国民の理解は十分に得られていなかった。(共同)

(01/20 21:14)

まぁ「さもありなん」って感じだよね。厚労省としては「目暗判やっているわけじゃないんだぞ」ってことで、農水省としては「きちんと判断したぜ」ってことなんだろうな。どっちも当たり前のことなんだけど、役人不審がお家芸の日本国民相手にはいいアピールになったかも。あとは外務省だなw

ちょっとビックリしたのが、以下の部分。

共同通信社の昨年12月の世論調査では「米国産牛肉を食べたいとは思わない」と75%が回答する

世論調査を実施したのが共同通信というところと、何件サンプリングしたのかが気になるけど、それにしても75%というのは高い数字だ。

これって設問はこうだったんじゃなかろうか?
「BSE問題で禁止していた米国産牛肉の輸入が再開されました。あなたはそんな米国産牛肉を食べたいですか?」

たとえばこういう設問にしても「食べたくない」が75%になっただろうか?
「米国産牛肉の輸入再開で吉野家の牛丼が復活することになりそうです。あなたは吉野家の牛丼を食べたいですか?」

さて、「食べたくない」と答えた75%の人だって、カレーライスは食べるだろう。「ビーフカレーは食べない」という人もいるだろうが、市販の固形カレールーにはまず間違いなくフォンドヴォーが入っているし、そのフォンをとった牛骨が米国産じゃないとも限らないわけでね。肉よりも内臓や脊髄の方がまずいんでしょ? もちろんカレーだけじゃなく、洋風スープだって同じこと。さらに書けば、米国産牛肉を輸入している国の牛骨スープ(粉末だったり濃縮だったり)なら今までも輸入できたわけでね… そして牛骨スープの使い道は結構広範なんだよね。

通信社が実施する世論調査なんだから、ここまで突っ込んでしかるべきだと思うけどね。これだとただの米国叩きだよ。

まぁ叩かれる理由は米国にはBSE問題以外にも腐るほどあるけど、米国叩いてハイお仕舞いってのは、通信社がやることじゃないよなぁ…

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2006.01.19

ライブドアショック再び

外国人投資家、日本株投資見直しか 英金融街シティ(産経)

ライブドアの粉飾決算疑惑がもたらした東京証券取引所の取引全面停止と株価急落について、英金融街シティや米ニューヨーク・ウォール街では18日、外国人投資家による日本株投資の見直しや一時的な調整が始まったとの見方が広まった。

英民放スカイニューズ・テレビのウィルソン経済担当記者はニュース番組で「昨年から買い上げてきた日本株の利食い売りに走った。一本調子の株価上昇を警戒していた(外国人を含む)投資家はタイミングを計っていた」と指摘、「ライブドア・ショック」が売りの口実になったとの見方を示した。欧州投資家の今後の動向について、シティでは「東京株の買い局面は終了、今後は日本経済の回復が確実なのか、政策も含め見定めていく段階に入る」とみているという。

一方、東証が取引停止に踏み切ったとあって、ニューヨークでも前日までの冷静な態度が一変、関心が一気に高まった。米銀のアナリストは「(今回の)日本株の大幅下落は昨年から上昇が続いた反動も重なった一時的な調整」と分析した。

英BBC放送は東証の取引停止について「東京市場への信頼を損なった」と報じた。(共同)

(01/18 23:04)


一番恐れていたことが起こりそうな悪寒。米銀アナリストの「一時的な調整」という言葉を信じたいところだけどね。

欧米取引市場の下落はインテルショックが主な原因らしいけど、アジア各国の取引市場は日本の取引市場の下落に引っ張られたかたちらしい。「日本がくしゃみをすれば世界が風邪を引く」なんてジョークはアジアではまだまだ有効らしい… そんなアジアの取引市場を牽引している東証が、システム負荷による取引全面ストップなんてアホなことやらかしたらいかんだろ?

原油高も頭打ちになって久しいから、中東のオイルマネーがどんどん日本市場に流入することもなくなるだろうし、今回の一件を嫌って欧米市場に乗り換えられたら、と考えるとゾッとするな。


そんなわけで、石原都知事の正論を紹介。

石原都知事「病的現象」(産経)

東京都の石原慎太郎知事は十八日の記者会見で、“ライブドアショック”の影響で東証が全面取引停止に陥った状況について、「ライブドアが問題を起こしただけで日本の株全体が下がるのは、ヒステリックな病的な現象」と語った。

強制捜査を受けての株価下落を石原知事は、一人が虚言を言うと多くの人々がそれを真実として伝えるものに例えた「一犬虚に吠ゆれば万犬実を伝う」という格言をもじり、「これはまさに一犬実を吠えたわけだ。それがたちまち、万犬虚に吠えるみたいに、株そのものが全部暴落するこの社会は健全じゃない」とも述べた。


はい。おっしゃるとおりでございます… ただ、それが市場ってもんだからねぇ…


<追記>
19日午前中の取引でほぼ全面高。買い注文を入れているのが個人トレーダー主体なのか、国内外の機関投資家が主体なのかはよくわからないけど、取りあえず「日本経済はまだ期待されている」って考えてもいいのかな? あとは中長期的にやや上げ傾向というところでとどまってくれればね。

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2006.01.18

褒め言葉?

「産経は言論暴力団」 中国誌、名指し批判(産経)

【北京=福島香織】中国外務省傘下の半月刊誌「世界知識」(16日発行)は3ページをさいて産経新聞などを名指し批判した。中国メディア上で産経が批判対象となることは珍しくないが、「言論暴力団」「保守御用喉舌(宣伝機関)」と呼ぶなど、ここまで激しい論調は珍しい。今月上旬、日中協議の席で、中国側が日本側に報道規制を求め断られた経緯があるが、当局が日本メディアの中国報道にいかに敏感になっているかがうかがえる。

記事は中国社会科学院日本研究所の金●(●=「亡」の下に「口」、その下に「月女凡」)・助理研究員の執筆で「日本右翼メディアを解剖する」「日本右翼メディアの言論の“自由”と暴力」といった刺激的な見出しが躍る。

まず「正論」執筆者らを名指しで列挙、「侵略戦争を否定し、靖国神社参拝を支持し、周辺隣国を誹謗(ひぼう)中傷し、平和憲法改正を訴えるのが“正論者”の最大公約数」と説明。「デタラメの論に立ち、故意に過激な言動で人の興味を引きつけようとする」と批判した。

一方、朝日新聞については、「広範な大衆を代表する進歩的メディア」と紹介し、戦後の保守勢力台頭に断固反対する民衆と朝日新聞に対し「保守勢力は言論操作の重要性を実感した」と解説。フジサンケイグループを、保守政財界のてこ入れで生まれた「保守勢力の御用喉舌」と位置づけた。

さらに産経新聞などを「狭隘(きょうあい)な民族主義を吹聴するだけでなく、異論を排斥する言論暴力団」と呼び、「朝日新聞や進歩的論客を長期にわたって悪意に攻撃してきた」と述べた。

中国は最近、日本の新聞の論調に敏感で、中国外交官が「日本新聞で産経だけが首相の靖国参拝を支持している」と語るなど、当局の産経新聞に対する不満が強まっているようだ。

【2006/01/17 東京朝刊から】

(01/17 11:39)

まぁ「言論暴力団」ってのは当たっているけど、それは産経に限らず世界中のマスコミ全般じゃん(笑)。つか、中共様がなりふりかまわず攻撃に出たってことは、かえって産経にとっては勲章じゃないの(笑)? その辺が中共様はわかっていないのか?

で、妄言を吐いているかというと、意外とそうでもなく、フジサンケイグループのことをきちんと調べてあるらしい。

フジサンケイグループを、保守政財界のてこ入れで生まれた「保守勢力の御用喉舌」と位置づけた。

あたりは、水野氏が社長に就任したころを考えると、客観的に正しいと思える。ましてや中共様の仇敵・日本陸軍出身の鹿内氏が社長に就任して以降は…

で、一番笑ったのがこれね。

一方、朝日新聞については、「広範な大衆を代表する進歩的メディア」と紹介し

その「広範な大衆を代表する」らしい朝日新聞が大変なことになっています(笑)。広範な大衆を代表する新聞が広告収入大幅減ってことがあるかよ。あ、中共様支配下ではあるのか(爆笑)。

戦後の保守勢力台頭に断固反対する民衆と朝日新聞に対し「保守勢力は言論操作の重要性を実感した」と解説。
ダウト。産経の前身の大阪新聞を含む大手新聞社は、戦時の大本営お抱え御用達記事を書いてきたという少しの反省と大きな反動から保守勢力台頭に反対してきただけ。しかも占領時は用紙が配給制で、GHQの意向に沿うものを発行する新聞社や出版社にしか配給されなかったという事情もある。よって食うためにはGHQの要請をほいほい聞き入れなければならず、思想的根拠は希薄。 あと、「保守勢力は」とあるけど、言論操作の重要性は誰だって認識しているでしょ? それこそ陶片追放の古代ギリシャ時代から… 「このままだといけない」って財界が動いててこ入れしたのが水野時代で、それに保守派が乗っかって政界を巻き込んだのが鹿内時代。のほほんとしていたら、広告収入が激減して改めて言論操作の重要性を認識したのが今の朝日で、日本の水面下での言論操作が思うようにいかず、直接的に言論操作を日本政府に強制して日本人の反感をかっているのが今の中共様。そして中国共産党を故意に「中共様」と揶揄して表記し、言論操作している私。影響力の大小はあるけど、その奥底に潜む「言論操作の重要性の認識」はみんな同じだよ(笑)。

しかしまぁ、この記事を書いた福島記者の喜色満面のさまが目に浮かぶようだな…

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ライブドアショック

東証、全面安の展開 ライブドアショック続く(産経)

18日午前の東京株式市場は、ライブドアに粉飾決算の疑いがあると伝えられたことから、事件の影響拡大を懸念した売り注文が膨らんでほぼ全面安となり、日経平均株価(225種)は大幅続落。下げ幅は午前10時すぎに300円を超えた。

事件の連想から情報通信株や証券株の値下がりが目立っており、「ライブドアショック」は沈静化の兆しが見えない状態だ。

午前10時現在は、前日比192円91銭安の1万5613円04銭。全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は31・89ポイント安の1599・72。

東京証券取引所は粉飾決算の事実確認のためライブドアを売買停止としたが、ライブドアマーケティングなどグループ会社は軒並みストップ安水準の売り気配が続いている。ライブドアが上場しているマザーズ市場も大幅続落している。(共同)

(01/18 10:12)

IT関連株や新興会社株を嫌って、JASDACやマザーズが全面安ってんなら話はわかるけど、TOPIXはおろか日経平均にまで影響が及んでいるって話だから、大事だよなぁ…

一部の政治家が「ハゲタカ」と揶揄している、外国の機関投資家が買い支えてくれているからこその上げ機運に完全に水を指された状態。彼らは日本の個人トレーダーほどバカじゃないから、全世界の市場の中でまだ日本の市場に旨みが残っていると予想していれば、そうそう売りには走らないだろうから、ある程度は戻ってくるとは思うんだけどね…

それにしても、村上ファンドが「保有資産のわりに株価の低い企業の株を買う」というお手本を何回も示してくれているのに、実業のない(といってもいい)買収屋の株を買う人が多いんだねぇ… まぁ一株数百円でしかも1株から買えるんだから、仕方がないか。私もAppleの1株株主になりたかったしw

風評の流布だけならどうにかなったかもしれないけど、粉飾決算疑惑まで出ては取り返せないだろうなぁ… 「これに関しては、ライブドアじゃないとダメ!」って仕事もないに等しいし。Macユーザーとしては悲しい(Mac用シェアウェアのパッケージ版の販売元だったりするので)けどねぇ…

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2006.01.05

「社会主義」の対義語

知人に「趣味関係はmixiに書いているし、時事ネタももう書くの飽きたからblog閉めようか知らん」と伝えたら、「最後がヅラネタかよ!」と一斉に非難されたので、細々と続けることにします。


今日のCX「めざましテレビ」で、まっつーがNaをやっている、世界各国で頑張っている日本人に郷里からの家族の手紙を届けるというコーナー(だったと思う)。今日はハンガリー。「ヨーロッパではじめて地下鉄が通ったのはハンガリーの首都ブダペストである」「ドナウ川をはさんだブダ地区とペスト地区が合わさってブダペストとなった」など、お隣の国を卒論で書いた私には既知の情報ばかりで、なんだこりゃ状態の中、ようやく目を引く情報が…

ハンガリーでは「子供鉄道」という国有鉄道がある。日本でいうところの小学生を対象にして、希望者を募って試験をし、合格すれば子供鉄道で勤務できる。勤務できるのは運転士以外の全職種。逆に書けば、運転士以外は全員子供がやっている。取材に訪れた駅も、駅長が11歳などなど。ポイントの切り替えも車掌も子供が勤めている。給料は出ないそうだけど、卒業証書がもらえるんだとか。名誉職… なのかなぁ?

で、気になったのは表記。私は「子供鉄道」って書いたけど、実際には「子ども鉄道」と表記されていた。もちろんハンガリーに漢字やひらがなはないから、マジャール語を訳して、それをかな漢字表記したんだろう。よって、CXの内規で「こども」は「子供」ではなく「子ども」と表記するようになっているんだろう。この時点で頭が痛くなってきた(「子供」と「子ども」の表記に関してはこちらを参照してください)。

この子供鉄道は、ハンガリーが社会主義時代に「子供に社会を経験させるため」という考えから実現し、資本主義化した現在でも運行されているのだとか。その部分のまっつーのNaが凄かった。「社会主義時代に、子供に社会を経験させるために運行されたものですが、民主主義となった現在も…」… あの、もしもし? 社会主義の対義語は民主主義ですか? ダメだよ、こんな原稿をまっつーに読ませちゃ。

どうにかならんもんかねぇ…

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