たけしのTVタックル
「たけしのTVタックル」で民主党の西村議員が言いたいこといっていたなぁ。自自公政権下の防衛庁政務次官時代に「日本も核兵器を持つか持たないか、議論しなくてはいかん」というニュアンスの発言で辞職に追い込まれた議員といえば、理解が早いか。
「敵国ってのはどこなのかはっきり言えばいいんだよ」と大竹まことが吠えて、同じ民主党の原口議員が「日本にミサイルを向けている国ですよ」とぼかしているそばから、「中国と北朝鮮ですよ!」とばっさり。政権党の自公の議員連中が明言できないことをいいことに、言いたい放題。
台湾問題に関しても、勢いは止まらない。「中国が台湾に攻撃を加えるようなことになったときは、日本は全力を挙げて助けないかん。なぜなら今回のマラッカ海峡の海賊で明らかになったように、日本は四方を海に囲まれておる…」と、ここでCM。CM明けは話が微妙につながっていなかったので、テレ朝がカットしちゃったんでしょう。おそらく「シーレーンを確保しないと、日本経済は破綻する。中国が台湾を領有すると、台湾海峡は中国のものとなりバシー海峡もその影響下に置かれることになる」といった内容の発言をしたのではないかな、と。これ、日本にとっては韓国大統領の妄言なんかよりもめちゃくちゃ重要なことなんだけどね。日本人はもっと地政学を学ばないといかんね。
<追記>
なんか西村議員のサイトの「時事通信」の05年3月24日付と、私のこのエントリーで書いたことが一緒じゃん(笑)。もちろん台湾とバシー海峡を挟んだフィリピンを加え、現国名のミャンマーにしてあるあたり、私なんか足元にも及ばないけどさ。ふん、だ。
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