マイナーな胡散臭さ
他メディアは日テレ氏家発言をライブドアと楽天の双方が対象のように書いているけど、朝日だけはライブドアのみが対象であることを示唆している。
そうかと思えば、横浜のオーナー会社TBSの番組「サンデー・ジャポン」では、ライブドア堀江社長と仙台市長との会談のVの際にご丁寧に「スーツを着用!」のスーパー。まぁワイドショーなのでそういう小ばかにするようなのもありかもしれないが、仙台市民への街頭インタビューのVで恣意的な編集がより明らかになった。Vに登場したのは三人。最初に50~60代と思われる男性(自営風)「経済が活性するから、(仙台に本拠地を構えるのは)賛成」。次に50代くらいの女性(専業主婦風)「最初に手を挙げてくれた方(ライブドア)がいいかな?」。最後に40代の男性(高そうなスーツを着たビジネスマン風)「成功を望むんだったら、絶対に楽天」。「人情では先に手を挙げたライブドア、実利では資金力のある楽天」というのはごく一般的な認識だと思うし、それぞれの支持層の代表的な意見を取り上げたようなVではある。
このあと仙台滞在中の堀江とテレビ回線がつながり、スタジオのテリー伊藤、ダンカン、猪瀬直樹あたりと質疑応答。質問の多くは楽天との争いについて。堀江は「争うならペナントレースで争いたかった」と優等生発言。さすがに「楽天は赤字」発言でブレーンから叱責されたか(笑)? で、最後にテリー伊藤が爆弾投下。
「最後に堀江さんね、仙台では8割がライブドア支持なんですよ」
おいおい、番組中に8割なんて数字は出ていないし、街頭インタビューのVも支持率は拮抗しているような印象を受けるような内容だったじゃないか… 7-3程度なら「サンプリングによる誤差」といえなくもないが、8-2(どっちつかずもいるだろうから、8-1-1という可能性もあるよなぁ)はそういう言い訳も成立しないような気がするぞ。そういえば、この手のVは最後に「ちなみに○人中×人がライブドアを支持していました」ってだすのが普通では? 情報操作の意図はなかったかもしれないが、球界に近い会社がこういうことをやっては、そのように解釈されてもしょうがないのでは?
氏家発言も、言外の意図をきちんと汲んだのが朝日だけだったという可能性もないではない。読売や報知が書いていれば、グループの総意だったんだけど、そうではないらしい(^^;。
まぁともかく、球界に近い筋から「楽天はいいけど、ライブドアはちょっと」というオーラが出ていることは間違いなさそうだ。プロレスファンとしては、ライブドアの「マイナーな胡散臭さ」に惹かれるけどね(笑)。楽天からは「暗躍」という言葉が似合う「メジャーな胡散臭さ」しか感じられない。
しかし最近は球界の方がプロレスしていて楽しい。まぁ日本シリーズの生中継を2時間観るくらいなら、ワープロ30分を4回連続して観る方がましなくらい、試合そのものには興味はないんだけどね(笑)。あ、北海道日本ハムがシリーズに進出したら別ですが(爆)。ま、ね、そんなもんだよね、プロ野球の試合って(暴言)。
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