Macの主な顧客はパソコンオタク?
きっとライター氏に言わせれば、「少数派を愛でる輩はすべてマニア」なんだろうな。日本ハムファンもマニア、ダリアンガールズファンもマニア、Macユーザーもマニア。まぁここまではいいとしても、「Macの主な顧客はパソコンオタク」というのはないだろ(笑)。
出版業界や音楽業界の人もパソコンオタクになるし、京極夏彦・安倍なつみ・阿部幸江・高見沢俊彦なんてところもパソコンオタクか(「主に」と逃げてはいるが)? 「気分は形而上」の作者Sの義弟のように、MS-DOS時代にコマンドで制限をはずしたりフリーソフトを突っ込んだりして速度を上げて喜び、作者Sのニョーボに「で、その速くなったパソコンでどんな仕事してんの?」と突っ込まれて、「だから『やった、速くなった!』って喜ぶんだよ…」としか答えられないような人が典型的なパソコンオタクだと思うし、そんな人はMacなんか買わないでしょ(暴言)。
このライター氏は最後のオチを書きたくて無理矢理Macユーザをパソコンオタクにしているのかと思ったけど、以前毎日新聞で「操作が難しいMacOS」みたいな記事を読んだのを思い出し、結局「自分の知らないモノは、触れなくても人に聴くだけで十分」「少数派なんか、ちょっと扱ってみるだけで十分(だって読者の大半もどうせ知らないんだもん)」という意識がマスコミには蔓延しているんだろうな、と。まさか天下のMSがApple相手にマスコミに情報操作を強いているということはあるまい。つまり質的には多くのblogユーザと変わりなく、ただただスピードと量が求められる、と。まぁプロの世界はどこでもその傾向はあるけどね… ふぅ。
それにしても新聞のWeb版は恐い。おそらく紙面では埋め草程度で、デスクもまともに校正しちゃいないだろう記事が、Webでは重大記事と大して変わらないスタイルで公開されている。上の毎日新聞だって、同じ。朝日も讀賣も産経も東京も「どうせ埋め草だから」で載せてしまうと、自社の記者の無知さをひけらかすことになる。
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