キョウのG1
Aブロックがとにかく面白い。6点の天龍がブルー・ウルフに、同じく柴田が吉江に勝って8点とし、首の皮一枚繋ぐ。中邑と蝶野が両リンでともにやはり8点。これで永田がみのるに勝つか引き分けると1位抜け決定。しかし、みのるが腕十字で勝利。つまり8点で、柴田・天龍・中邑・蝶野・みのる・永田が並んだかたち。負けた永田は悔しそうに退場。場内には「風になれ」。みのるは勝ち残り。
みのるをリング上に残したままケロが説明。
「Aブロックは6人が8点で並びましたが、決勝に進出できるのはご存じの通り3人です。規約に則りまして、同率首位の6人での直接対決で決めることとなります。Aブロックの星取り表からブルー・ウルフと吉江を除いた6人のリーグ戦として考えますと、柴田選手と天龍選手が勝ち点6点で決勝進出決定となります。なお、この二人の直接対決の結果により、柴田選手が1位、天龍選手が2位ということで確定します」
ケロのこの言葉、私には「下位のブルー・ウルフと吉江に白星を献上した選手は、その見返りとして決勝進出が決定しました」と聞こえたぞ(笑)。
さらに続く。「残りの4人は全員4点ですので、さらにこの4人の直接対決で決めることになります。先ほどと同じようにこの4人のリーグ戦として考えますと、永田選手が0点」
この瞬間、会場のあちらこちらで「ぶぁははははは」と笑い声が(^^;。そりゃそうだよなぁ。両国直前まで単独首位だった永田が「0点」だからね。ロボコンじゃないんだからさ(笑)。
「鈴木選手が2点。中邑選手と蝶野選手が4点となり、さらにこの二人の直接対決は本日引き分けだったために、明日3位決定戦をおこないます」
ここでリング上でこのアナウンスを聞いていたみのるがマイクを要求。「俺はこのG1で大きな勲章を得てやるって言っていたけど、まぁ今聞いてもらったように、決勝には出られないみたいだ。俺のG1は今日で終わり。だけどな、今日のこの試合でみんなからもらった声援。これが俺の勲章だと思っている。ありがとう!」
かっけぇ〜>みのる。0点の永田とは2点しか違わないんだけど、この潔さと格好よさは何なんだよ。何というか、永田が本当に小物に思えてしまったよ。何しろ「0点」だし(笑)。
「永田選手0点」でしばらく盛り上がりそうな予感(笑)。
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Comments
「0点」といえばロボコンかスクールウォーズです(^^)。
Posted by: RIC | 2004.08.18 17:59
「ロボコン」で激しく笑いました……ので、コメントさせていただきました!
Posted by: ぶたウィング | 2004.08.18 14:36